第II部 国土交通行政の動向 

第5節 便利で快適な都市生活の実現

1.交通結節点の整備など中心市街地の整備

 様々な交通施設が集中し、大勢の人が集まるため、高い利便性とポテンシャルを有する交通結節点について、都市再生交通拠点整備事業や交通結節点改善事業等を活用し、交通の集中錯綜による渋滞の発生や鉄道や幹線道路による市街地の分断等の問題点を解消し、都市交通の円滑化を図るとともに、都市再生の核となる拠点として整備する。
 平成14年度においては、都市再生交通拠点整備事業は天神地区(福岡県福岡市)等約30箇所、交通結節点改善事業は新宿駅地区(東京都)等約180箇所で実施している。
 また、中心市街地の活性化を図るため、土地区画整理、市街地再開発等の面整備事業、街路、公園等の整備を推進している。

 
図表II-2-5-1 交通結節点整備のイメージ図

交通結節点整備の例として、駅周辺のバリアフリー化の推進、駅自由通路の整備、交通広場の整備、パークアンドライド駐車場の整備、地下街及び地下駐車所の整備等がある。

 

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