第II部 国土交通行政の動向 

5.建設施工における環境対策

 建設施工が大気環境に与える負荷の低減等を目的に、建設機械の排出ガス基準値を満足した機械を「排出ガス対策型建設機械」として指定し、直轄工事で使用原則化を図る等してその普及促進に努めている。具体的には、NOx等を約3割低減し、PMも対象に加えた第2次基準値による排出ガス対策型建設機械の指定を平成13年度より開始している。同様に、低騒音型・低振動型建設機械を指定し、直轄工事における低騒音型建設機械の使用原則化等により普及を図り、騒音・振動対策に取り組んでいる。
 また、建設施工現場から排出されるCO2削減を目的として、建設施工における施工計画・実施段階の地球温暖化対策に資する具体的な方策を、平成14年度にとりまとめ、その推進を図ることとしている。

 

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