第I部 活き活きとした地域づくりと企業活動に向けた多彩な取組みと国土交通施策の展開 

第3節 創意工夫を活かす柔軟かつ総合的な推進手法の導入

(地域の特性に応じた柔軟な規格・基準の設定)

 従来、ややもすると国が法令や補助基準などで社会資本等の規格・基準を全国一律に決める傾向にあったが、地域の創意工夫を活かし、それぞれの地域の特色・個性を発揮した地域づくりを支援・協働していくためには、地域の特性や目標像に応じて適切な社会資本を整備し、サービスを利用することができるような柔軟な規格・基準の設定(ローカルルールの導入)を行うことが必要である。また、これにより、地域の実情に応じた社会資本の整備を推進しつつ、効果の早期発現や整備コストの縮減を図ることができることとなる。具体的には、平成15年の1.5車線的道路整備等の導入に加え、さらに合流式下水道の改善手法の多様化、フリーゲージトレインの研究開発などの取組みを進める。

 
<1.5車線的道路整備のイメージ>



 
<フリーゲージトレイン(走行実験)>



 

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