(4)地域における景観点検・改善の取組みの推進

　地方公共団体、NPO、まちづくり団体等の市民グループが各地域において景観の点検を行う取組みを促進し、点検の結果、指摘された景観阻害要因については、関係する施設の管理者と地域住民等との合意のもとでその改善に努めるとともに、保全すべき優れた景観資源をデータベースに随時登録するなど、点検結果を活用することとする。このような良好な景観形成に向けての合意形成運動を、地方整備局等は積極的に支援していく。
　また、各地方ブロックにおいて、地域景観の点検結果を活用しながら、観光地など景観上重要な一定の地区を対象に違反屋外広告物など景観阻害要因の除却等を重点的に実施する地区を選定し、当該地区では、地元地方公共団体等と連携して短期間に違反屋外広告物、不法占用物等を集中整理することとする。