第II部 国土交通行政の動向 

(3)貨物自動車運送事業の動向

 貨物自動車運送事業(トラック事業)の輸送量(輸送トンキロベース)は、近年、おおむね横這い(微増)の傾向にある。
 しかし、長引く景気低迷による輸送単価の下落を反映して、貨物自動車運送事業全体の営業収入は減少の傾向にあり、環境規制への対応等とも相まって、事業者を取り巻く経営環境は非常に厳しい。

 
図表II-6-6-4 トラック輸送の動向

トラック輸送は、輸送トンキロベースで、平成5年以降自家用自動車は減少傾向にあるのに対し、営業用自動車は増加傾向にある。また、営業収入は平成5年の12兆円から平成9年までほぼ横這いで、それ以降徐々に減少しており、平成13年では、11兆円となっている。
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