第II部 国土交通行政の動向 

(10)港湾運送事業の動向

 港湾運送事業は海上輸送と陸上輸送の結節点として重要な役割を果たしており、平成14年度の全国の港湾運送量は約12億3,200万トン(前年度比5.6%増)であった。また、港湾荷役サービスの効率化を図ることを目的とした主要9港における規制緩和の結果、16年1月現在で新規許可15件、業務範囲の変更83件、運賃料金の届出156件となっている。さらに、共同化による事業の効率化、ターミナルオペレーター業への進出による新たな事業展開が進展している。15年度に開催した「港湾運送事業の在り方に関する懇談会」の結論を踏まえ、主要9港以外の地方港の規制緩和についても速やかに措置することとしている。

 

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