第I部 東アジアとの新たな関係と国土交通施策の展開 

3 モータリゼーションの動向

 自動車について見ると、東アジア諸国・地域における自動車保有台数は増加を続けており、特に近年の中国の伸びが著しい。また、世界の自動車保有台数に占めるシェアも拡大を続けている。  
 こうしたことから、東アジア諸国・地域においては、人流・物流の増大に伴い、モータリゼーションが進展していることがわかる。

 
図表I-1-2-7 東アジア諸国・地域の自動車保有台数の推移

中国、ニーズスリー、アセアンの自動車保有台数の合計は1980年には中国が93万台、ニーズスリーが127万台、アセアンが434万台となり世界シェアは1.3%にすぎなかったが、2002年には中国が2053万台、ニーズスリーが2023万台、アセアンが2149万台となり世界シェアは6.9%となるなど、大きく増加している。
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