第II部 国土交通行政の動向 

(3)自動車損害賠償保障制度による被害者保護

 自動車損害賠償保障制度は、自賠責保険、政府の保障事業、保険料の運用益を活用した被害者救済対策事業等により交通事故被害者の保護に大きな役割を担っている。平成14年度からは、政府再保険(注)を廃止するとともに、被害者保護の充実を図るため、保険会社に対する被害者等への保険金支払いに係る情報提供の義務付けなどの新たな支払適正化の仕組みを整備している。


(注)自賠責保険の6割を政府が請け負う(再保険する)ことにより保険会社の負担を軽減するとともに、保険金の支払適正化を監督する。

 

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