第II部 国土交通行政の動向 

2 鉄軌道交通における安全対策

 鉄道運転事故件数及び死傷者数は、踏切事故防止対策の推進、自動列車停止装置(ATS)等の保安設備の整備・改良など安全対策を着実に実施してきた結果、長期的に減少傾向が続いている。また、乗客が死亡した事故は、平成12年〜15年度に発生していない。しかしながら、鉄道事故は、一旦発生すると多大な被害が生じるおそれがあり、社会的にも影響が大きいことから、安全対策の一層の推進が必要である。

 
図表II-6-2-4 鉄道運転事故件数及び死傷者数の推移

運転事故件数は、昭和50年度3,794件から平成15年度833件と確実に減少しており、公衆の線路内立入、踏切事故、ホームからの転落等による死者数も、928人から330人と減少している。
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