2 新潟県中越地震災害への対応
(1)災害の概況
平成16年10月23日に新潟県中越地方でマグニチュード6.8の地震が発生、新潟県川口町において阪神・淡路大震災以来の最大震度7を観測し、その後も活発な余震活動がみられた。この地震により、死者は40名に達し、避難を余儀なくされた人は最大で10万人を超えた。また、走行中の上越新幹線の脱線、土砂崩れによる河道閉塞、家屋の損壊、道路の被災、上下水道、電気、ガスなどのライフラインの被害が多数発生するなど、甚大な被害をもたらした。
図表6 地震発生後の主な被害状況
<新潟県中越地震被災関係>