災害に強い国づくりをめざして 

コラム・事例
災害復旧活動を支える道路ネットワーク

 大規模災害発生時に、幹線道路に大きな被災が発生すると、救援活動や緊急物資の輸送等に支障が生じることが予想されます。
 平成16年10月新潟県中越地震では、関越自動車道を始め新潟県中越地区の多くの道路が被災し、東京−新潟県間の陸上交通が一時的に寸断されることとなりました。しかし、幸いなことに、広域的な迂回路となる磐越自動車道、上信越自動車道の交通が確保されていたことから、これらのルートを活用して、被災地等への人員の派遣や緊急物資の輸送等が行われ、社会経済活動を支えました。
 このように、広域的な幹線道路ネットワークは日常生活を豊かにするだけでなく、災害時などにおいても私たちの命を守る極めて重要な役割を担っています。

 
新潟県中越地震(平成16年10月23日午後5時56分頃発生)におけるネットワーク効果


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