第II部 国土交通行政の動向 

第2節 国際観光交流の促進

1 ビジット・ジャパン・キャンペーンの積極的な展開

 2010年(平成22年)までに訪日外国人旅行者数を1,000万人とするため、官民挙げての訪日促進キャンペーンであるビジット・ジャパン・キャンペーンをより積極的に展開している。17年には過去最高の673万人を達成し、18年は750万人を目標としている。
 平成17年度のビジット・ジャパン・キャンペーンでは、韓国、台湾、中国、香港、米国、英国、ドイツ、フランスに加え、オーストラリア、カナダ、タイ及びシンガポールを重点市場に追加した。
 具体的には、1)小泉総理大臣が出演する外国人旅行者訪日促進ビデオの空港や航空機内での放映、2)海外・国内の大規模な旅行博への出展、3)旅行会社関係者等の招へいや商談会の開催による訪日ツアーの商品化支援、4)海外の新聞・雑誌・テレビ等のメディアを通じたPR、5)観光広報大使等の任命によるPR(注1)、6)重点対象市場国・地域の現地大使等を中心とするビジット・ジャパン・キャンペーン推進会の開催、7)集中的なキャンペーン(注2)等を実施した。

 
ビジット・ジャパン・キャンペーンのポスター



 
YOKOSO! JAPAN WEEKS 2006オープニングイベントの様子(折り鶴アクション)




(注1)女優の木村佳乃さんを日本観光広報大使に再任し、香港の歌手イーソン・チャンさんをビジット・ジャパン・キャンペーン香港親善大使に、歌手グループのPUFFYをビジット・ジャパン・キャンペーン米国親善大使に、歌手グループの美勇伝を「ようこそ!ジャパン応援団(サポーター)」に、それぞれ任命した。
(注2)“YOKOSO! JAPAN WEEKS”(“ようこそ ウィークス”)(平成18年1月20日〜2月20日)等を実施した。

 

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