第II部 国土交通行政の動向 

(4)ニュータウンの再生

 ニュータウン等の計画開発住宅市街地の居住者の高齢化、小世帯化とこれに伴う公共公益施設を始めとする各種機能・施設の余剰と不足、住宅・施設の老朽化・陳腐化による機能更新の必要性等の課題に対応しつつ、計画開発住宅市街地を良好なストックとして引き続き活用するため、平成17年11月に「計画開発住宅市街地の今後のあり方検討委員会」において、「計画開発住宅市街地の再生に向けての提言」を取りまとめた。
 提言では、「職住分離のベッドタウンから職住共存にぎわいの融合都市へ」、「オールドタウン化からの再生」、「与えられた新市街地から、住民主体の熟成した市街地へ」を取組みの方向とし、21世紀のモデル都市としての再生を目指すことが示された。これらを踏まえ、ニュータウンの再生について検討している。

 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む