2 第2次社会資本整備重点計画の推進
社会資本整備重点計画は、従来の9つの事業分野別の計画を一本化し、国民から見た成果目標を明示するとともに、社会資本整備の改革の方針を決定するなど、社会資本整備事業を重点的、効果的かつ効率的に推進することを目的としている。平成21年3月に20年度から24年度を計画期間とする第2次社会資本整備重点計画が閣議決定された。同計画の20年度における進捗状況については、21年7月の社会資本整備審議会・交通政策審議会第10回計画部会において、71.4%の施策が目標達成に向けた成果を示していると評価されたことなどを報告した。
また、第2次社会資本整備重点計画に基づき、社会資本を、各地方の特性に応じて重点的、効率的かつ効果的に整備し、適切に維持管理・更新していくため、広域地方計画に示す地方ブロックの方向性や地域戦略の実現に向け、「地方ブロックの社会資本の重点整備方針」を21年8月4日に策定した。