第3節 震災後における国土交通行政の転換
コラム 堤体の液状化による河川堤防の被害
堤体の液状化による河川堤防の被害状況
堤体の液状化のプロセスは、軟弱な粘土層の上に砂質土の堤防が築堤された場合に、堤体下部にめり込みとゆるみが発生し、浸透水が滞留した層が地震動によって液状化し、堤体のすべりや天端の亀裂、陥没等が発生したものと考えられる。
これを受け、河川堤防の耐震点検の方法を見直し、堤体の液状化についても耐震点検の対象に加えるとともに、対策が必要な箇所については、堤体内の水位を下げるなどの対策を実施することとした。
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