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国土交通白書 2025

第2節 サービスの供給制約に対する国民意識

コラム 鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービス「はこビュン」(JR東日本グループ)

 物流分野における担い手不足の深刻化等、社会的課題を解決するため、JR東日本グループは、新幹線での高速・多量荷物輸送をはじめ、鉄道ネットワークを活用した新たな輸送網を構築し、様々な取組を試行している。

 鉄道ネットワークを活用した荷物輸送サービスである「はこビュン」は、JR東日本が運行する新幹線や在来線特急等と、荷物の積卸し等を行うグループ企業とが一体となり、列車輸送のノウハウを活かして、小口から大口の荷物まで、高度な品質で輸送を行っている。列車ならではの定時性・安定輸送によって、これまで新鮮な食品や、速達ニーズのある医療関係品、機械類・電子部品などを多数輸送してきた。

 今後、E3系新幹線1編成の全号車を荷物輸送専用車両として改造し、2025年秋の東北新幹線盛岡・東京間上り列車での平日定期運行を皮切りに、最大で1,000箱程度の大口輸送を定期化していく予定である。また、2030年を目途に営業運転を開始する次期東北新幹線車両にも荷物輸送用ドアを設置し、途中駅での積卸しを行うなど「はこビュン」のサービスを推進していく予定である。

<新幹線からの荷卸しの様子>
新幹線からの荷卸しの様子
<客室内への積載状況>
客室内への積載状況

資料)JR東日本