国土交通白書 2025
第3節 良好な景観形成等美しい国づくり
(1)我が国固有の文化的資産の保存・活用等に資する国営公園等の整備
我が国固有の優れた文化的資産の保存及び活用等を図るため、国営公園等(22か所)の整備及び維持管理を行っている。令和6年度には、首里城正殿の復元整備工事等を実施した。
(2)歴史的な公共建造物等の保存・活用
地域のまちづくりに寄与するために、長く地域に親しまれてきた歴史的な官庁施設の保存・活用を推進している。歴史的砂防関係施設(令和6年12月31日現在、重要文化財3件、登録有形文化財218件)については、土砂災害を防止する施設及びその周辺環境一帯を地域の観光資源として位置付け、環境整備を行うなどの取組を推進している。
(3)歴史文化を活かしたまちづくりの推進
地域の歴史や伝統文化を活かしたまちづくりを推進するため、「地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律(歴史まちづくり法)」に基づき、98市町(令和7年3月31日現在)の歴史的風致維持向上計画を認定し、計画に基づく取組を支援している。また、良好な景観や歴史的風致の形成を推進するため、景観・歴史資源となる建造物の改修等の支援を行った。
(4)グリーンインフラの活用推進
社会資本整備や土地利用等において、多様な機能を有する自然資本(グリーンインフラ)の活用を推進している。令和6年度は、グリーンインフラの導入を目指す地域を対象に技術的・財政的支援を行うとともに、企業によるグリーンインフラ関連技術の地域実証を支援した。さらに、グリーンインフラへの市場における民間投資の促進に向けて、「グリーンインフラの事業・投資のすゝめ」(グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会)を発行したほか、グリーンインフラ官民連携プラットフォームの活動を通じて、グリーンインフラの社会実装に取り組んだ。
【関連リンク】
グリーンインフラの市場における経済価値に関する研究会
URL:https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/environment/sosei_environment_tk_000034.html





