(イ) 輸送の効率化の推進


 今後の車社会においてトラック輸送が社会と共生していくためには、環境問題等の社会的課題に積極的かつ的確に対応していくことが不可欠であり、そのためには、輸送の効率化を図っていくことが重要である。このため、貨物自動車運送事業法の施行により新たに認められた一般貨物自動車運送事業者による積合せ輸送の推進に加えて、6年11月から特別積合せ事業者間で幹線における共同運行を実施しており、現在までに9の運行区間において共同運行が行われている。また、福岡市天神地区や新宿副都心等において貨物の共同集配が行われており、その他の地区においても検討が進められている。