(ウ) 労働時間短縮の推進


 トラック産業は、高齢化の進展と若年層を中心とした構造的な労働力不足という問題を抱えている。これらの問題は、現在の少子化傾向にかんがみると、トラック産業の将来の発展にとって大きな障害となりかねないものである。このため、9年4月から実施される週40時間制に向けた段階的な取り組み等労働時間の短縮、省力化対策等を推進することを通じて、トラック産業を魅力ある職場とすることにより、安定的な労働力の確保を図っていく必要がある。