(1) 関西国際空港の現況


 6年9月4日に開港した関西国際空港は、大阪湾南東部の泉州沖5kmの海上を埋め立てて建設された、我が国初の本格的な24時間運用可能な国際空港である。現在は、510haの空港島に3,500mの滑走路1本と旅客ターミナルビル等の施設で運営されている。
 本空港には、開港当初から鉄道と幹線道路がそれぞれ2本ずつ直結しているほか、海上アクセスを通じて神戸、淡路、徳島等とも結ばれており、関西圏各都市からのアクセスが容易である。また、国内線・国際線の両方が乗り入れ、相互の乗り継ぎが容易であることも特色となっている。