4 東京国際空港の沖合展開事業の推進


 (新C滑走路の8年度末供用開始に向けて整備を推進中)
 東京国際空港では、全国43空港との間に1日約280便(560発着)のネットワークが形成され、年間4,300万人が利用している。同空港の沖合展開事業は、将来とも首都圏における国内航空交通の中心としての機能を確保するとともに、航空機騒音問題の抜本的解消を図るため、東京都の造成した羽田沖廃棄物埋立地を活用し、事業を3期に分けて段階的供用を行うことにより羽田空港を沖合に展開するものである〔2−9−6図〕。現在は、第3期に係る事業の推進中であり、2年度より着手した地盤改良工事を6年度で終了し、現在は8年度末の新C滑走路供用開始に向けて、滑走路、誘導路等の舗装工事や航空保安施設等の整備を実施している。なお、新C滑走路の供用開始後は、11年度末供用開始予定の新B滑走路について整備を推進することとする。