「今後の成田空港と地域との共生、空港整備、地域整備に関する基本的考え方」を発表(8.12.11)

(財)成田空港周辺地域共生財団設立、きめ細かな環境対策事業の実施(9.10.1)


 平成8年8月、運輸省は成田空港地域共生委員会(運輸省及び新東京国際空港公団が実施する共生策を点検する第三者機関)から、今後の共生施策と空港整備、地域整備について、その全体像と具体的手順を明示するよう要請を受けた。これを受けて、運輸省は、8年12月、千葉県及び空港周辺市町村と相談した上で、その「基本的考え方」すなわち、共生策を組み込んだ新しい空港づくりを2000年度を目標に話し合いで進めることを地域に提案した。
 この「基本的考え方」においては、「成田の実情にあった施策を実施するための新しい仕組み(例えば財団法人のようなもの)」を創設することを提案した。これを受け、千葉県及び関係市町の理解と協力を得て、公団と自治体の共同事業を行うものとして(財)成田空港周辺地域共生財団が9年7月東京航空局長及び千葉県知事より設立の許可を受け発足、同年10月から、これまで空港公団が実施している環境対策の枠を超えたきめ細かな環境対策事業を開始したところである。


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