台風72時間進路予報の開始(9.7.1)
平成9年7月1日から台風進路予報を72時間まで延長した。
気象庁では、これまで48時間進路予報を実施していたが、防災関係者や船舶関係者等から防災対策や船舶の安全運航に資するため、予報時間延長の要望がかねてから寄せられていた。8年3月のスーパーコンピューターの更新に伴い、数値予報モデルを高度化し、台風進路予報の精度向上を図った。これにより予報時間を48時間から72時間に延長することが可能になった。
また、予報精度の向上に伴い、台風の中心が予報円に入る確率を従来の60%から70%とした。
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