2 営業用車,自家用車別の輸送量の推移


  貨物自動率輸送量を営業用車によるものと自家用車によるものとの別に考察すると 〔I−(II)−1表〕のとおり,自家用車によるものの方がトン数,トンキロともに大であり,また伸び率も大きくなつている。これは自動車輸送の特質である迅速性,簡便性,正確性が自家用車の場合においてより高度に発揮されることによるものと思われるが,また最近の自動車生産の増加により,各種のトラックが安価で入手できるようになつて自家用車の普及に拍車をかけたことも一因をなしていると思われる。


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