高次脳機能障害者特有の症状として、社会的行動障害や記憶障害がありますが、適切なリハビリテーションを受けることで社会復帰につながる可能性があります。
頭部外傷を治療する病院や自立訓練を提供する事業所はあるものの、入院中は患者にとって守られた環境下での生活となるため、高次脳機能障害が概して目立たず、発見されないことがあるほか、高次脳機能障害に理解のある事業所も多くない状況にあります。そのため、高次脳機能障害の発見が遅れる場合や適切な自立訓練を受けられず、高次脳機能障害を有する者が社会復帰できない状況が生じています。
このため、国土交通省では、自動車事故による高次脳機能障害を有する者の社会復帰の促進を図る方策を検討することを目的として、自立訓練(機能訓練・生活訓練)を提供する障害福祉サービス等事業者のうち、高次脳機能障害への十分な理解がある者が行う、高次脳機能障害を有する者が病院・事業者から地域への生活を円滑に移行するためのサポートの取り組みに対して補助を行う、社会復帰促進事業のモデル事業を実施します。なお、予算の範囲内で国が当該事業の実施に要する費用を補助します。
本日より、令和5年度実施分に係る公募を開始しますので、お知らせいたします。
自立訓練事業所
[1]ネットワーク構築支援費 [2]自立訓練提供支援費 [3]地域連携支援費
令和5年4月5日(木)~ 令和5年5月10日(木)
採択日 ~ 令和6年3月31日(日)
■応募方法
[1] 交付申請書等の書類を提出前に、事務局担当者 shakaifukki!koutsujiko-mlit.jp(!を@に置き換えてください)あて、「 事業者名(法人名+施設名)、担当者名、担当者のメールアドレス、電話番号」を記載したメールを送付ください。
[2] 事務局にて内容を確認後、申請方法等についてご案内があります。
※令和5年度は、自動車事故被害者支援体制等整備事業事務局へ補助金執行業務をアウトソーシングしておりますので、詳しくは事務局へお問い合わせください。
■公募要領等
・交付要綱
・実施細目
・公募要領
・交付申請書・交付申請総括表
・応募様式【様式1・様式2】
・申請書類(ネットワーク構築支援)
・申請書類(自立訓練提供支援費)
・申請書類(地域連携支援)
・研修等開催計画書
・研修等参加計画書
・出張等計画書
・交付申請必要書類確認書
・事業の流れ
・事業概要
※様式につきまして、4月18日(火)に差し替えを行っております。