旅行概要 TRAVEL OVERVIEW

準大賞 漁村集落の小さなお宿交流と
漁民が守りつなぐ海山体験
~サステナビリティをテーマに漁村の震災復興~

株式会社かまいしDMC

町内住民が協力して収穫する新鮮な海の幸と地元の郷土料理で地産地消をかなえ、サステナブルかつ高質なおもてなしと、あたたかな交流を実現。自然や文化の「活用と保全」を両立させる観光体験コンテンツをお楽しみいただく1泊2日の内容です。

  • 聖地を保全しながら歩く「千畳敷」トレッキング

    千畳敷

    漁村住民が守り続ける聖地「千畳敷」について、林業従事者であり、森林インストラクターを務めるガイドが、歴史や希少な植物や生態系・ジオ的な見所を詳しくご案内。人が入ることで、山と環境が管理され守られる『管理活用』の実践を体感しながらお楽しみいただきます。

  • 旧保育所を活用した「御箱崎の宿」 宿泊

    御箱崎の宿

    環境配慮・人数制限・一棟貸しされた小さな漁村の宿にチェックイン。地産地消にこだわり、女将さんによる新鮮な海の幸と手づくりの郷土料理のご夕食をお楽しみいただきます。地域の歴史や大震災からの歩みなどを聞きながら、会話を通して交流を深めます。

  • 昼の食事は、郷土料理、地元の食材、季節に合ったメニューを提供

    小型の漁船

    三陸リアスの特徴に適した小型の漁船を活用し、伝統的な養殖業の現場を目の前で見学。普段は見ることができない海の幸の文化にふれていただきます。さらに、昔から守りつないできた断崖にある神社と口承されてきた物語をご紹介します。

開催時期 通年
料金

お一人様20,400~41,000円

受賞商品紹介WEB https://visitkamaishi.jp/program/sdgs/4062/
【審査委員長による「準大賞」への講評】

サステナビリティをテーマに地域が一体感を持って震災からの新しい魅力づくりに取り組んでいます。元保育所をリノベーションして地域の皆が見守る地域型民宿としてスタートさせ、ここを拠点に地元民が地域の自然・文化をガイドする体験プログラムを開発しています。漁村のサステナブルかつ高質なおもてなしが滞在者とのあたたかな交流を生み出し、アクセスの不便さを凌ぐ魅力となっています。

北海道大学

観光学高等研究センター 客員教授

審査委員長

小林 英俊