旅行概要 TRAVEL OVERVIEW

特別賞 縄文Well-beingを実感する 奥津軽縄文Well-being滞在プラン1泊2日(春・秋)

一般社団法人かなぎ元気村

縄文の暮らしの中心にあった縄文竪穴風住居のリフォームと縄文から続く青森ひばの森の中をマウンテンバイクで走り、山の幸を採取し、焚火を囲み、縄文時代に使われた素材での料理を実際に楽しみながら、古民家に泊まり、縄文Well-beingを実感する2日間。縄文の自然とともにある暮らしをイメージし、森の木漏れ日や渓流の魅力を実感するWell-being&アドベンチャー体験。食事は、縄文料理研究家監修の四季折々の縄文を意識した料理を提供。春は新緑、秋は紅葉が美しい。茅のぬくもりを次世代へ紡ぐプログラムになっています。

  • ~茅のぬくもりのある縄文文化を次世代へ~

    【縄文アドベンチャーライド】
    (1日目午前~午後)

    【縄文アドベンチャーライド】(1日目午前~午後)

    ●マウンテンバイクで奥津軽の林道を走り、森を満喫
    ●縄文人が駆け抜けた青森ひばの森で、山菜やキノコ、木の実などを採集
    ●森林浴をお楽しみ、Well-beingな縄文を満喫

  • 【縄文料理の夕べ】
    (1日目夕刻)

    【縄文料理の夕べ】(1日目夕刻)

    ●縄文時代に食べられていたと考えられるWell-beingな料理を縄文をこよなく愛する料理研究家とともに再現。
    ・縄文キノコ鍋もしくは縄文潮鍋
    ・焚火で大胆な焼料理 
    ・燻製料理
    ・栗やどんぐりスイーツ

  • 【縄文竪穴風住居設営リフォーム体験】
    (2日目午前~午後)

    【縄文竪穴風住居設営リフォーム体験】(2日目午前~午後)

    ●オリエンテーション:縄文竪穴住居とその設営と茅文化継承について説明
    ●縄文Well-beingについての住についての暮らしを経験
    ●茅のぬくもりや燻の文化など縄文の暮らしの知恵を経験

  • ※スケジュールはお客様のご要望に応じてアレンジすることが可能です。ご相談ください。
開催時期 2025年5月GW明けから11月下旬まで
※リクエスト予約
料金

⼤⼈(20歳以上)55,000円(税込)

受賞商品紹介WEB https://kanagi-genkimura.org/genkimura/jomon/
【審査委員長による「特別賞」への講評】

「縄文の暮らしを再現しての縄文Well-beingを体感」
青森県は縄文文化の北の中心地で三内丸山遺跡など著名な世界遺産もあるが、この企画の面白いところは、復元遺跡等を見学するのではなく、縄文の暮しにフォーカスして今につながる縄文DNAを拾い集めてコンテンツにしていること。よくある「縄文体験」に留まらず、現代人に関心の高いWell-being(ウエルビーイング、身体的・精神的・社会的に良好な状態が持続すること)の視点から縄文文化をみることで、歴史好きだけでなく広い層にアピールできる内容になっている。
具体的には、地域の専門家 (茅職人、料理研究家、農家民宿、地元の大学) との連携を進め、伝統的茅文化による縄文竪穴風住居の設営と暮らしの知恵体験、地元食材から作る縄文にも食べられていたWell-beingな料理体験、縄文人が駆け抜けた森をマウンテンバイクで走り山菜やキノコを採取する縄文森林浴ライドなどの体験を組合せている。2mほどの茅を刈り縄で縛り束にして屋根に取り付けるのは結構な重労働で参加者同士の協力やコミュニケーションが不可欠になり、作業を通して縄文人の助け合いを学ぶ機会となっている。面白いだけでなく「売れること」を意識したコンテンツ作りやプロモーションも参考になる。HP等でツアー告知をしているがインバウンド客からの問い合わせも増え、新しいタイプのアドベンチャートラベルとしても期待される。

北海道大学

観光学高等研究センター 客員教授

審査委員長

小林 英俊