平成14年1月31日 |
<問い合わせ先> |
<総括> |
河川計画課 (内線35372) |
<水辺の楽校プロジェクト> |
河川環境課 (内線35432) |
<水辺プラザ> |
河川環境課 (内線35462) |
<地域に開かれたダム> |
治水課 (内線35632) |
TEL:03-5253-8111(代表) |
国土交通省は、「水辺の楽校プロジェクト」、「水辺プラザ」および「地域に開かれたダム」、地域と連携した川づくりに係る事業31件について、新たに登録・指定を行いました。 |
国土交通省河川局では、地域の個性やニーズに対応した治水事業の一層の展開を図るため、水辺の楽校プロジェクト、ふるさとの川整備事業等、地域との連携によりハードとソフトを一体的に整備する事業であって、その実現に向けて市区町村の役割が大きい事業について登録・指定を行い、積極的に推進することとしています。
今後、これらの登録・指定等を受けた河川においては、市町村と河川管理者で一体となって1年ないし2年で具体的な計画を検討し、策定された計画に基づき、重点的な事業実施を行うこととなります。
平成14年1月31日付けで新たに登録・指定された事業については、3事業31件です。
個別事業の概要
水辺プラザの整備
水辺の学校プロジェクト
地域に開かれたダム
地域に開かれたダムのイメージ
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【各事業の概要とポイント】
【個別事業の概要】
○水辺プラザ
弘前市の岩木川緑地基本計画と一体となり、「歴史と文化の薫るいこいの空間」として、人々が集う交流の場の形成と自然体験学習の場を整備し、河川愛護の意識高揚と河川空間の有効利用を図ります。
宮沢賢治のイメージを大切にする花巻市と民話のふるさと遠野市の連携拠点である東和地区において、文化・観光の交流拠点として地域の活性化及び地域間交流を促進するため「水辺プラザ」として河川空間の有効利用を図ります。また、北上川流域において隣接する花巻市、石鳥谷町の水辺プラザと連携を図りながら潤いのある水辺空間の形成を図ります。
利根川の河川敷を活かした豊かな自然環境の創造を図り、河川敷を利用する市民が利根川の自然に親しむことのできる河川整備を行います。
平成10年水害の復旧がほぼ終わり、県庁所在地である水戸市中心部を流れる那珂川が、市民にとって暴れ川から人や動植物にやさしい川となるべく、河川整備を行います。
大洗町は、那珂川・涸沼川と太平洋に囲まれた立地条件を活かした海洋レジャーが盛んです。平成14年3月大洗町に全国5番目の規模でリニューアルオープンする新大洗水族館の見学客や地域住民が、海と川の水際に近づく事が出来る様、河川整備を行います。
「大門の郷土文化がはなやぐ交流施設」のもとに地域交流拠点整備、「うるおいとやすらぎ空間の創造」のもとにレクリエーション空間,水辺空間の整備など、誰もが親しめるにぎわいのある水辺の創出を図ります。
カヌーや釣り・散策など多くの人々に活用されている千曲川や隣接する桜づつみと連携し、「桜広場」を交流拠点として整備し、豊かな自然を活かしたにぎわいのある水辺空間の創出を図ります。
市の計画している農村水辺公園と河川の一体的な整備を行い、「ビオトープ公園」として環境教育実践の場、自然体験、観察の場としての活用を図ります。
町の計画している斐川なぎさ公園と河川の一体的な整備を行い、「ビオトープ公園」として環境教育実践の場、自然体験、観察の場としての活用を図ります。
住民福祉の拠点づくりをめざして津田町が整備する「ふるさと文化村」と一体となり、交流の核となる「にぎわいのある水辺空間」の形成を図ります。
鹿屋市中心市街地の再生事業と併せて、隣接する肝属川を都市軸・景観軸に位置づけ、「中心市街地を潤い、ゆとりのある空間」に再生するため、周囲の自然に調和した市街地と一体となった、市民が憩える親水空間の創出を目指します。
甲佐町における観光基本構想と連携し、観光、休息、学習、健康増進等の機能を持つ、地域の交流拠点の整備を行い、あらゆる人々が水に親しみ、河川の大切さを認識できる水辺の活動の場を提供します。
○水辺の楽校プロジェクト
地域の団体である「音更川グラウンドワーク研究会」を中心に「小川ウォッチング」や親子での自然体験等の活動を、より充実させる楽校を目指します。
池田町の三つの小学校を中心に行っている自然観察会や「やまべの放流会」等、地域と協力し子供達が楽しく安全に遊べる楽校を目指します。
初山別村の小学生を中心とした「リーダー研修会」による自然体験活動を実施しており、川遊びや釣りなどを通して、子ども達の身近な自然体験や交流ができる楽校を目指します。
八戸市街地に隣接する馬淵川において、子供らの身近な遊び場、動植物の観察等の自然体験学習の場として、せせらぎ水路や散策路からなる「水辺の楽校」を整備し、地域と一体となった河川愛護の意識高揚と河川利用の推進を図ります。
鬼怒川の改修事業の原点である「かまにわ鎌庭しょうすいろ捷水路」を活かし、近隣の小学校と一体となった総合的学習及び地域連携拠点の形成を図ります。
市民団体や地域住民などと協力して、子供達が自然豊かな荒川の水辺で学ぶ空間や機会を提供します。
ワンドの復元により多自然型の豊かな水辺環境が形成されることが期待されており、子供たちの自然学習の場としての活用が予定されています。
新井郷川の豊かな自然環境にふれることで、遊びや環境学習の体験の場として、安全で潤いのある水辺の創出を図ります。
自然観察・水害の歴史・湧水等の明科町特有の豊かな自然環境を活用した自然体験・自然学習の場としての整備を図ります。
天竜川と支川一雲済川の合流点付近は、市・地元・住民グループによって各種愛護活動がなされています。「天竜川水辺の楽校 いわた推進協議会」の協議を踏まえ、今後3年以内を目途に水辺や散策路の整備を行います。
当該地区の起伏に富んだ自然を活かした自然観察、総合学習の場の整備を行い、安全な水辺の創出を図ります。また、地域のレクレーションや地域コミュニティの場として多目的な活動が期待されています。
多種多様な動植物の格好の生息・生育の場となっている河川の州と淵を活かし、子供達の自然体験の場、自然学習の場としての整備を図ります。
地域特有の伏流水取水施設「出水」、急流河川の伝統的治水対策「霞堤」を活用し、対岸の河川運動公園や土器川生物公園と一体となって、歴史文化を交えた『遊びの場』『自然体験の場』『自然学習の場』として、子供たちが学べる水辺の学校整備を行います。
当該地は、周囲に小中学校が多く点在する反面、河川へのアクセスが不十分なため、河川空間利用に支障をきたしています。
このため、子供たちが水とふれあい親しむ自然教育の場として整備を図り、子供たちや地域住民がともに参加する幅広い環境教育・環境学習の拠点整備を目指します。
当該地は、周囲に吉松小学校、吉松町役場や物産館等が立地する反面、河川へのアクセスが不十分なため、河川空間利用の支障となっています。
このため、子供たちが川に関心を持ち、人や水との関わりの大切さを考える場、環境教育・体験学習の場の整備を創出します。
○地域に開かれたダム
尾原ダムでは、ダム湖周辺の緑豊かな自然環境を最大限活用し、この地域を島根県東部のレクリェーション拠点として、自然体験学習やスポーツなどで様々な交流が行われるような公園整備を実施し、奧出雲周辺の観光施設と一体となった、より魅力のあるダム周辺地域の創出を図ります。
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