国土交通省
 航空障害灯等の規制のあり方に関する検討会報告骨子
 (案)に関する意見募集について

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平成15年2月25日
<問い合わせ先>
航空局管制保安部保安企画課
航行視覚援助業務室

(内線51175)

TEL:03-5253-8111(代表)


 

 航空機の航行の安全性を確保するため、航行の障害となる物件の存在をパイロットが認識できるように、国際的基準に基づき、高いビルや鉄塔などには航空障害灯や昼間障害標識(赤と白の交互に塗色したもの)が設置されています。
 航空障害灯等に関する規制は、昭和35年の法制化以降、これまで昭和55年、平成12年及び13年の省令改正でそれぞれ設置基準の見直しが行われ、航空障害灯等の削減が図られています(別紙A)(PDF形式)。
 一方、近年のビルの高層化、群立化の急激な進展の結果、大都市部の一部では航空障害灯が多く設置される現状にあり、諸外国と比較してわが国の規制には緩和の余地があるとの意見もあります。これにより、コスト縮減・省エネ、住環境への配慮のほか、特に都市景観の向上にも資することが期待されているところです。

 国土交通省では、昨年6月に「航空障害灯等の規制のあり方に関する検討会」(座長:池田紘一東京理科大学理工学部教授)を設置し、以来、高層ビルや鉄塔などに設置される航空障害灯や昼間障害標識の規制のあり方について、閣議決定事項(別紙B)(PDF形式)を踏まえて検討を行っているところですが、今般、これまでに出された意見などを整理し、報告骨子(案)としてとりまとめました。

<検討会の開催過程>

第1回検討会:平成14年 6月13日
諸外国とわが国の制度及び実態比較等

第2回検討会:平成14年10月11日
関係者[ビル、景観(※)及び運航関係者]から要望ヒヤリング
 ※(社)日本ビルヂング協会連合会
 (財)都市づくりパブリックデザインセンター

第3回検討会:平成15年 2月10日
論点整理、報告骨子(案)のとりまとめ

 つきましては、今後、これら検討成果をまとめるに当たり、広く国民の皆様からご意見を賜りたく、以下の要領でご意見の募集をいたします。


意見募集要領

意見募集対象
 航空障害灯等の規制のあり方に関する検討会 報告骨子(案)

意見募集期間
 平成15年2月25日(火)〜平成15年3月10日(月)[必着]

意見送付方法

 住所、氏名、職業(会社名又は所属団体名)、電話番号を明記の上、下記のいずれかの方法でご意見を送付して下さい。
 なお、電話によるご質問、ご意見の受付は致しかねますので、予めご了承ください。

(1)電子メールの場合
   電子メールアドレス:CAB_KHA_HKK_KSE@mlit.go.jp
   ※判別のため、メールの題名に【報告骨子(案)意見】と必ずお書き下さい。

(2)FAXの場合
   FAX番号:03−5253−1664
   国土交通省航空局管制保安部保安企画課航行視覚援助業務室航空障害灯等意見募集担当 宛
   ※必ず宛先を明記の上、送信してください。

(3)郵送の場合
   〒100−8918 東京都千代田区霞が関2−1−3
   国土交通省航空局管制保安部保安企画課航行視覚援助業務室航空障害灯等意見募集担当 宛

ご意見の取扱い等
 皆様から頂きましたご意見につきましては、検討会の最終的なとりまとめの際に参考とさせて頂きます。なお、頂いたご意見に対しての個別の回答はいたしかねますので、予めその旨ご了承願います。
 また、頂いたご意見は、住所・電話番号・電子メールアドレスを除き、すべて公開される可能性があることをご承知おき下さい。

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