国土交通省
 平成16年度景観形成事業推進費(事業分)の実施について
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平成16年10月8日
<問い合わせ先>
国土計画局調整課

(内線29715)

電話:03-5253-8111(代表)


 

 平成16年度景観形成事業推進費(事業分)※においては、景観形成事業推進費の対象に係る事業(181件)を実施し、電線類の地中化、白砂青松の海岸の保全・再生、世界遺産登録地域における案内標識等の整備など、良好な景観形成に資する事業を推進いたします。

 ※ 景観形成事業推進費(事業分)は、景観法に基づく景観計画に基づく景観計画区域等において実施される良好な景観形成に係る公共事業を推進するための経費であり、豊かで質の高い国民生活の実現に向けて良好な景観形成を図るとともに、観光立国の推進にも資するものです。

 

平成16年度景観形成事業推進費(事業分)配分額

(単位:千円)

事業(181件) 18,256,550


実施概要
(実施計画一覧表は別紙を参照)

  1. 良好な景観形成に資する事業の全国各地での幅広い推進(全国展開型)

    (1)電線類の地中化の推進(事例1参照)
     都市部における景観の阻害要因となっている電線類を地中化するために、電線共同溝整備事業を推進する。

    (2)自然景観と調和した木製ガードレール整備の推進(事例2参照)
     間伐材を利用した「信州型木製ガードレール」の整備など、周辺の自然景観と調和した木製ガードレールの整備を推進する。

    (3)白砂青松の海岸の保全・再生(事例3参照)
     白砂青松の美しい海岸の保全と再生を図るために、砂浜の養浜や松林の植栽、人工リーフの設置などの事業を推進する。

    (4)歴史的建造物等と調和した公共施設の美装化(事例4参照)
     「うだつの町並み」をコンセプトにした河川護岸の整備や銀座中央通りにおける御影石舗装の歩道改修など、歴史的建造物や街区のイメージと調和した公共施設の美装化を推進する。

  2. 景観への配慮が特に必要な地域における事業の重点的な推進(地域重点型)

    (1)世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」登録地域(事例5参照)
     本年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたことを受け、登録地域周辺において、統一したデザインの案内標識の整備、社寺周辺の道路における歩道整備、観光周遊ルートにおける防災対策の実施など、各種事業を一体的に推進する。

    (2)知床世界自然遺産候補地(事例6参照)
     本年1月に世界遺産登録の推薦が決定された知床地域において、来年度の登録に向け、候補地周辺の道路における防護柵や橋梁等の周辺景観に配慮した改修を、関係自治体や地元住民による景観診断を踏まえて重点的に実施する。


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