国土交通省
 SPIRIT21合流式下水道改善に向け8技術が実用化! ラインBack to Home

平成16年6月16日
<問い合わせ先>
都市・地域整備局下水道部
下水道企画課
(内線34162)
TEL:03-5253-8111(代表)

 
 下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT 21)の研究課題として、合流式下水道の改善に関する研究開発を産官学の連携により進めています。今回、きょう雑物除去(スクリーン)8技術が、平成16年6月15日に開催されたSPIRIT21委員会において、所定の性能を達成したと認められましたので、お知らせいたします。

  1. SPIRIT 21の開発審議状況
      国土交通省は、SPIRIT 21の最初の課題として、「合流式下水道の改善に関わる技術開発」を選定し、平成14年5月に参加研究者を公募。現在24技術について平成16年度中の開発完了を目途に、鋭意研究開発を進めている。
      これらは、きょう雑物除去、高速ろ過、凝集分離及び計測・制御、消毒の4つの分野に分類され、それぞれの開発研究小委員会において、早期の実用化を目指して、精力的に委員会が開催され、昨年度末にきょう雑物除去(スクリーン)に関わる8技術について開発研究報告書がとりまとめられた。これをもとに、平成16年5月25日合流式下水道改善技術運営委員会の審議を経て、平成16年6月15日、下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT21)委員会において技術評価書として承認され、当該技術の性能の達成が認められたものである。
      平成15年10月承認の4技術とあわせ、半数が実用化されたこととなる。

  2. 実用化の技術
      今回、実用化された8技術は、以下に示すとおり。詳細については、別紙参照。
    【雨水吐き室等から流出水中に含まれるきょう雑物の除去を行う技術】
    1 ブラシスクリーン 〔株式会社 クボタ〕
    2 雨天時越流水スクリーン 〔株式会社 西原環境テクノロジー〕
    3 CSOスクリーン
       〔日立プラント建設株式会社、JFEエンジニアリング株式会社、
        新日本製鐵株式会社、三機工業株式会社、日本インカ株式会社〕
    4 ディスクスクリーン 〔日立機電工業株式会社〕
    5 ストームスクリーン 〔日立機電工業株式会社〕
    6 微細目テーパ穴式メッシュパネルを用いた除塵機
       〔アタカ工業株式会社、株式会社 神鋼環境ソリューション、
        日立プラント建設株式会社、前澤工業株式会社〕
    7 The copa raked bar screen 〔三菱化工機株式会社〕
    8 ロータリースクリーン 〔株式会社 石垣〕

    これらの技術の適用により、合流式下水道の改善対策が進むことが期待される。


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