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 木曽川、銅山川及び仁淀川の渇水の状況について(12月21日現在)
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平成17年12月21日

<問い合わせ先>

河川局河川計画課

河川情報対策室

  (内線35392、35394)

TEL:03-5253-8111(代表)

 

 東海地方から西日本にかけて少雨傾向が続いており、木曽川及び吉野川水系銅山川で11月29日より、仁淀川で12月16日より取水制限が行われています。さらに、12月22日より木曽川においては牧尾ダムに係る用水について取水制限が上水20%、工水40%、農水40%に強化されます。なお、木曽川では水道用水への影響を回避するため、22日より長良川河口堰からの補給水が愛知用水供給区域の一部へ送水される予定です。

 

  全国の渇水情報については、河川局ホームページに掲載しています。
   


  1. 全国の渇水状況(12月21日現在)

     一級水系109水系のうち、現在、3水系で取水制限が実施されています。

     11月29日より   木曽川(岐阜県、愛知県)
    吉野川水系銅山川
     12月16日より 仁淀川(高知県)

     12月22日より、木曽川で牧尾ダムに係る用水について取水制限が強化される予定です。
     これらの取水制限を受けて、地方整備局や地元自治体等において節水が呼びかけられています。

  2. 木曽川の渇水の状況

     木曽川水系では9月〜11月の降雨が平年の半分程度と少ないため、牧尾ダムの貯水率が20%以下となっており、11月29日より牧尾ダムに係る用水について取水制限が実施され、12月14日より制限強化されています(上水15%、工水30%、農水30%)。
     牧尾ダムの取水制限の影響を避けるため、同じ木曽川水系で貯水量にまだ余裕のあるみそ味噌がわ川ダム(貯水率55.0%)及びあぎ阿木がわ川ダム(貯水率43.1%)から愛知用水への補填を11月29日より実施し、都市用水への影響は回避してきました。
     しかし、その後もまとまった降雨がなかったため、12月21日、木曽川水系緊急水利調整協議会幹事会が開催され、22日より取水制限をさらに強化(上水20%、工水40%、農水40%)する一方で、長良導水から愛知用水供給区域の一部(大府市の一部)への供給を開始することが決定されました。これによって、都市用水への実質的な影響は引き続き回避されることとなります。なお、本年の夏にも同様の措置をとっています。

  3. 四国・吉野川水系銅山川及び仁淀川の渇水の状況

     愛媛県の銅山川では、とみさと富郷ダム、やなせ柳瀬ダム及びしんぐう新宮ダムの3つのダムの合計の貯水率が50%台まで低下しており、愛媛県四国中央市の工業用水について11月29日より取水制限(工水20%)を実施しています。
     また、高知県の仁淀川では、おおど大渡ダムの貯水率が40%以下に低下しており、12月16日より取水制限(上水30%、農水30%)を実施しています。
     なお、吉野川水系吉野川のさ早めうら明浦ダムの現在の貯水率は概ね80%ですが、平年と比較すると約10%程度低下している状況です。


(別紙)

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