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 平成16年度チャイルドシートアセスメント結果を
 公表します!

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平成17年6月14日
<問い合わせ先>
自動車交通局
技術安全部審査課

(内線42354)

TEL:03-5253-8111(代表)

独立行政法人

自動車事故対策機構

 

  国土交通省は、独立行政法人自動車事故対策機構の協力の下、チャイルドシートの安全性能比較試験をチャイルドシートアセスメントとして平成13年度より実施しており、今般、平成16年度のアセスメント結果がまとまりましたので公表します。
  16年度は試験対象として、乳児用チャイルドシート5製品、幼児用チャイルドシート9製品を選び、例年と同様に前面衝突試験と使用性評価試験の2種類の試験からなるアセスメントを実施しました。
  前面衝突試験によって衝突安全性が高いと評価され、使用性評価試験によって使用性も高いと評価されるチャイルドシートは4製品ありました。過去の年度毎の評価と比較すると、衝突安全性は例年とほぼ同様の結果が得られましたが、使用性は13年度に次ぐ低いレベルとなりました。

(1) 前面衝突試験の結果

  前面衝突時のチャイルドシートによる子供の保護性能を全体的に評価し、安全性能が高い順に、「優」、「良」、「普通」、「推奨せず」の4段階で表します。(「推奨せず」とされたものであっても、日米欧のいずれかの基準に適合しています。) 
  乳児用チャイルドシート5製品の評価結果は「優」4製品、「良」2製品で、「普通」及び「推奨せず」となった製品はありませんでした。(1製品で後ろ向きと横向き(ベッド型)の2種類の取り付けができるタイプをそれぞれ評価したため、評価結果が6製品あります。) 
  幼児用チャイルドシート9製品の評価結果は「優」1製品、「良」3製品、「普通」2製品及び「推奨せず」2製品でした。また、全体評価を行わないとしたものが1製品ありました。 平成16年度の評価結果は総じて、14、15年度とほぼ同様となっております。

(2) 使用性評価試験の結果

  チャイルドシートの誤使用を防止する観点から、使用実態を踏まえた5つの評価項目(取扱説明書等の記載内容、本体表示内容、機構の性能、座席への取付け、乳児/幼児の着座性)について、標準的なレベルを3点とし、それぞれ5点満点で評価しています。 
  全ての評価項目に渡って3点以上となる優れた製品が7製品ありました。評価項目によっては比較的高い評価のものが多く見られる一方で、評価の低いものも多く見られました。評価項目の平均が3.3点となり、14、15年度より悪く、13年度に次ぐ低い点となっております。

平成16年度の結果は、ホームページ(国土交通省独立行政法人自動車事故対策機構 )に掲載するとともに、結果を掲載したパンフレットを地方運輸局、運輸支局等と自動車事故対策機構の支所等にて配布します。

(参考)チャイルドシートアセスメントとは

  チャイルドシートアセスメントは、信頼できる安全性能評価を公表して、ユーザーがより安全な製品を選択しやすい環境を整えるとともに、製作者等によるより安全な製品の開発を促すことによって、安全なチャイルドシートの普及を促進しようとするものです。


 
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