急曲線における速度超過防止用ATS等の整備状況について

平成１８年４月２１日

＜問い合わせ先＞

鉄道局施設課

(内線40862)

TEL：03-5253-8111（代表）

　昨年４月２５日の福知山線事故に鑑み、同年５月２７日に、急曲線に進入する際の速度超過防止対策として速度超過防止用ATS等の整備を鉄道事業者に指示し、同年８月２日に整備計画を公表いたしましたが、今般、平成１７年度末における状況について、別添のとおり、とりまとめましたのでお知らせします。
　概要は、下記のとおりです。

記

計画を精査した結果、６事業者で整備箇所の増減がありました。この結果、整備予定箇所は８０箇所増加し、４９事業者併せて２,９４５箇所となりました。
平成１７年度においては、全体の約６割の１,６９１箇所について整備が行われました。また２８事業者において今回の整備が完了いたしました。
残りは２１事業者１,２５４箇所で、引き続き、整備が行われる予定です。

（参考）

　ＪＲ東日本については、緊急整備の対象となる曲線部６３箇所は１７年度に整備が完了しました。また、一層の安全性の向上を目的に、一部の線区をATS-P等に更新する予定であり、この更新に併せ、対象外の曲線についても２１年度までに順次整備を進めることとしております。
　東京急行電鉄については、今回の緊急整備の対象となる曲線はありませんが、一層の安全性の向上を目的としたATSからATCへの更新計画等があり、この中で全ての曲線について対策を実施する予定です。現在システム設計等を進めており、整備完了は１９年度を予定しております。

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