平成１９年８月３０日

＜問い合わせ先＞

住宅局建築指導課

（内線39515）

TEL：03-5253-8111（代表)

　

住友重機械工業（株）製の減速機を使用した一部のエレベーターの綱車軸に強度不足が生じている場合があることが判明した旨、８月２８日及び２９日に（社）日本エレベータ協会及びエレベーターメーカー３社並びに住友重機械工業（株）から国土交通省に報告がありました。

1. 経　緯
   　平成１９年３月１６日に発生した住友重機械工業（株）製の減速機を使用したエレベータの綱車軸の折損事故を受け、（社）日本エレベータ協会等において、同社の綱車軸の強度についての検証が行われてきた。
   　その結果、現時点までに７４台のエレベーターについて安全上支障があることが判明したとの報告があった。

2. 概　要
   　減速機の製造者：住友重機械工業株式会社（本社：東京都品川区）
   　当該減速機を使用したエレベーター台数：２９３４台（２５社）
   　安全上支障があることが判明したエレベーター台数：７４台（３社）※【別紙１】
   

   三精輸送機株式会社 ダイコー株式会社 横浜エレベータ株式会社

   ※　対象台数等については、引き続き、検証中

3. 国土交通省の対応
   （１）詳細な報告の要請
   　住友重機械工業（株）製の減速機を使用したエレベーターの製造メーカーに対し、早急に安全性の検証作業を完了させ、国土交通省に対して報告するよう要請。
   （２）安全対策の要請
   　安全上支障があることとされたエレベーターを設置したメーカー各社に対し、速やかに部品交換等の措置を講じ、また、部品交換等がなされるまでの間、積載量の制限等の措置を講じるよう要請。