平成１２年７月３１日
| １. | 本日、第５回事故調査検討会及び第１４回ワーキンググループ（ＷＧ）合同会議が開催された。今回の検討会は、前回のＷＧ（７月１２日開催）における議論を踏まえ、検討作業の進捗状況に関する報告が行われたとともに、今後の調査検討の進め方に関する討議が行われた。その結果、シミュレーション等による各因子の影響度の把握をさらに進め、急曲線における低速域での脱線発生メカニズムに関する検討を深めるとともに、同種事故の再発防止対策に関する具体的な検討を行うこととされた。 |
| ２. | また、今回の検討会では、今後の事故調査体制のあり方に関する議論が行われ、「鉄道事故調査に関する意見」が取りまとめられた。 日比谷線中目黒駅列車脱線衝突事故に関する調査は、事故調査検討会としての初めての調査であり、ここで得られた貴重な経験を今後の事故調査体制の充実のために生かしていくことは極めて重要であるとの認識から、今回、「鉄道事故調査に関する意見」の取りまとめが行われたものである。 |
