航空

イレギュラー運航の発生状況(平成16年1月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの))
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考
1.
1月6日 ㈱日本エアシステム エアバス・インダストリー式A300B4-622R型 JAS311 東京国際空港 熊本空港 東京国際空港 離陸後、前脚の格納扉が確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。  
2.
1月7日 ㈱日本エアシステム ダグラス式DC-9-87型 JAS650 鹿児島空港 大阪国際空港 鹿児島空港 離陸上昇中、上記場所付近において第1エンジンに振動が発生したため当該エンジンを停止するとともに航空管制上の優先権を要請の上引き返した。  
3.
1月9日 日本航空㈱ ボーイング式747-400型 JAL421 関西国際空港 ロンドン 新東京国際空港 離陸上昇中、客室中央部付近の左側客室壁面の一部が熱を帯びたため目的地を変更した。  
4.
1月9日 日本エアコミューター㈱ サーブ式SAAB340B型 JAC886 宮崎空港 長崎空港 宮崎空港 離陸後、第2エンジン側の発電機の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。  
5.
1月9日 日本アジア航空㈱ ボーイング式747-200B型 JAA212 台北 関西国際空港 関西国際空港 着陸した際、左側主脚のタイヤがパンクした。当該機はその後駐機場に移動したが、本件によるタイヤ破片の清掃等のため滑走路が閉鎖された。 本件により到着便3便が目的地を変更した他、到着便11便及び出発便17便に遅延が生じた。
6.
1月10日 天草エアライン㈱ デ・ハビランド式DHC-8-103型 AMX108 福岡空港 天草飛行場 熊本空港 飛行中、2油圧系統の内1油圧系統の油量の低下を示す計器表示があったため目的地を変更した。  
7.
1月11日 スカイマークエアラインズ㈱ ボーイング式767-200型 SKY257 東京国際空港 徳島飛行場 東京国際空港 離陸後、失速警報装置が作動したため引き返した。  
8.
1月12日 ㈱北海道エアシステム サーブ式SAAB340B型 NTH6303 函館空港 旭川空港 函館空港 離陸後、脚上げレバーが上がらなかったため引き返した。  
9.
1月14日 日本航空㈱ ボーイング式747-300型 JAL8869 関西国際空港 熊本空港 関西国際空港 離陸上昇中、4油圧系統のうち1油圧系統の油量の低下を示す計器表示があったため引き返した。  
10.
1月18日 ノースウエスト航空 ボーイング式757-200型 NWA21 新東京国際空港 台北 新東京国際空港 離陸上昇中、第1エンジンに不具合が発生したため航空管制上の優先権を要請するとともに引き返した。  
11.
1月19日 中華航空公司 エアバス・インダストリー式A300-600型 CAL110 台北 福岡空港 福岡空港 着陸後、前脚のステアリングが不作動となり滑走路上で停止した。その後牽引車により駐機場へ移動するまでの間当該滑走路は閉鎖された。  
12.
1月21日 日本エアコミューター㈱ ボンバルディア式DHC-8-402型 JAC077 鹿児島空港 屋久島空港 鹿児島空港 飛行中、方向舵トリムに不具合が発生したため引き返した。  
13.
1月23日 大韓航空 ボーイング式737-800型 KAL767 ソウル 青森空港 青森空港 着陸した際、滑走路上に停止したため、当該滑走路が閉鎖された。  
14.
1月25日 ㈱日本エアシステム エアバス・インダストリー式A300B2K-3C型 JAS271 東京国際空港 出雲空港 大阪国際空港 離陸滑走中ブレーキ系統の不具合を示すライトが点灯したが、離陸後消灯したため飛行を継続したが、目的地空港の滑走路面の状況を考慮し目的地を変更した。  
15.
1月28日 日本エアコミューター㈱ 日本航空機製造式YS-11A型 JAC8003 北九州空港 松山空港 北九州空港 離陸上昇中、機体前方から異音が発生したため引き返した。 着陸後点検したところ、機首部分にある外部電源接続用の蓋が開いていた。
16.
1月30日 ヴァリグブラジル航空 ダグラス式MD-11型 VRG8837 新東京国際空港 ロサンゼルス 新東京国際空港 飛行中、客室与圧系統の不具合が発生したため引き返した。  

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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