航空

イレギュラー運航の発生状況(平成18年9月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの))
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

92

エア・カナダ

エアバス・インダストリー式A340-300型

ACA003

バンクーバー

成田国際空港

成田国際空港

飛行中、第3エンジンの滑油フィルターのつまりを示す計器表示があったため、当該エンジンを停止し、航空交通管制上の優先権を要請した。

 

2.

9月3

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL2019

大阪国際空港

新千歳空港

名古屋飛行場

上昇中、防氷系統の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

3.

94

コンチネンタル航空

ボーイング式777-200型

COA7

ヒューストン

成田国際空港

成田国際空港

空港に進入中、3油圧系統のうち1系統の油量低下を示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請した。

 

4.

9月6日

日本航空インターナショナル

ボーイング式777-200型

JAL6787

関西国際空港

上海(浦東)

関西国際空港

飛行中、第2エンジンの抽気系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

5.

96

オリエンタルエアブリッジ

ボンバルディア式DHC-8-201型

NGK315

長崎空港

福江空港

長崎空港

飛行中、電源系統の不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

6.

9月8日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC2353

大阪国際空港

出雲空港

大阪国際空港

上昇中、空調装置に不具合が発生したため引き返した。

 

7.

9月13日

エア・カナダ

エアバス・インダストリー式A340-300型

ACA008

香港

バンクーバー

成田国際空港

飛行中、3油圧系統のうち1系統の油量の低下を示す計器表示があったため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ、目的地を変更した。着陸後ステアリングが不作動となり、滑走路に接続する誘導路上で停止したため、牽引車により駐機場へ移動するまでの間、当該滑走路が閉鎖された。

 

8.

9月20

中国国際航空公司

ボーイング式767-200型

CCA928

関西国際空港

北京

関西国際空港

上昇中、異音が発生し第2エンジンが停止したため、航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。着陸後、滑走路に接続する誘導路上で停止したため、牽引車により駐機場へ移動するまでの間、当該滑走路が閉鎖された。

 

9.

9月21日

エアーセントラル

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1825

中部国際空港

松山空港

中部国際空港

飛行中、客室前方右側非常口ドアが確実に閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

10.

9月27日

フェデラルエクスプレス

ダグラス式MD-11型

FDX14

台北

アンカレッジ

関西国際空港

飛行中、第2エンジンの防氷系統の不具合を示す計器表示があったため、目的地を変更した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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