地方航空路線活性化プラットフォーム

地方航空路線の維持・拡充を図るため、発地着地の地域が連携した取組の実証調査として、平成29年度から令和元年度まで実施した「地方航空路線活性化プラットフォーム」についてご紹介します。

天草=福岡路線の需要喚起・利用促進に向けた実証調査事業

今後に向けた取組

利用促進のためには、安定運航が最低限の条件となることから、エアラインは安定運航に向けて最大限の努力を行うとともに、本プロジェクトで実施してきた発地着地の地域が連携した取組について、今後は、天草空港利用促進協議会の事業として継続・発展させていく。

(1)ビジネス・産業分野

・両地域における経済団体等への路線PRを継続するとともに、情報交換を密にして様々な商談会等への参加を促す。
・サポータークラブ会員への営業活動やDM等により情報を発信。
・乗継利用の需要が多いことも判明したため、乗継利用に対応した取組を検討。

(2)スポーツ分野

・各スポーツ団体等との連携を更に深め、両地域からの出場枠を新設する大会(天草エアライン杯)を開催。
・新設したスポーツ利用に関する総合的な情報発信のWebサイトを活用。

(3)文化・教育分野

・ポップカルチャーに係るイベント交流を継続する。
・教育機関と連携した取組みに関しては、大学による現地実習の取組みを継続。また、修学旅行の商品開発実習等への取組みへも拡大。