地方航空路線活性化プラットフォーム

地方航空路線の維持・拡充を図るため、発地着地の地域が連携した取組の実証調査として、平成29年度から令和元年度まで実施した「地方航空路線活性化プラットフォーム」についてご紹介します。

天草=福岡路線の需要喚起・利用促進に向けた実証調査事業

対象路線と代替交通

実施主体

天草空港利用促進協議会、福岡空港利活用推進協議会
※下線が受託者

対象路線

天草=福岡路線

運航便数

3往復/日 (平成29年6月現在)
 ATR-42-600(48人)

便名 天草 福岡 便名 福岡 天草
101 7:55 8:35 102 9:10 9:45
105 15:40 16:20 106 16:55 17:30
107 17:55 18:35 108 19:10 19:45

代替交通機関

約4時間 (本渡バスセンター ~ 熊本駅 ~ 博多駅)

実施した取組内容

実施項目 説明
(1)サポータークラブ加入促進(PDF:72KB) 「天草の空サポータークラブ」への加入について、個人から団体へ、加入要件を拡大し加入を促進。
(2)ビジネス需要動向調査と路線PR(PDF:97KB) 天草、福岡地域の企業に対しアンケート調査を実施するとともに、経済団体の協力を得て路線のPRを実施。
(3)ビジネスマッチングによる新規需要創出(PDF:180KB) 天草地域の企業と福岡地域の企業によるビジネスマッチングにより商談を設定し、新規需要を創出。
(4)公有不動産(遊休資産)活用による新規需要創出(PDF:103KB) 天草地域の公有不動産(遊休資産)を活用し、マッチングモデル事業を実施することにより新規需要を創出。
(5)スポーツ交流の促進による需要喚起(PDF:89KB) 天草地域のスポーツ大会に、福岡地域のスポーツチームを招聘(逆も同様)し、両地域のスポーツ団体の交流を促進させ、継続的な交流を図る。
(6)スポーツ合宿の定着による需要喚起(PDF:156KB) スポーツ合宿を定着させるため、スポーツ施設や宿泊施設を掲載したパンフレットや、ホームページを開設。
(7)文化イベント交流の促進による需要喚起(PDF:94KB) 両地域のポップカルチャー交流を促進させ、イベントの出演者だけではなく参加者の需要も創出。
(8)文化・教育交流の促進による需要喚起(PDF:79KB) 天草の地域資源(世界文化遺産)を活用し、福岡地域のキリシタン文化史研究者に対し、研究フィールド、ゼミ向け現場実習として需要を創出。