地方航空路線活性化プログラム

地方航空ネットワークの安定的な確保を図るため、地域主体(地方公共団体、観光協会、商工会議所、エアライン等からなる協議会)が航空路線の維持に向けて実施した取組事例について、ご紹介します。

道東と道央を結ぶ道内航空ネットワーク活性化プロジェクト

取組の成果

旅客数・座席利用率

釧路-丘珠路線は、道東と道央を短時間で結ぶ最適な移動手段として、平日の朝夕の時間帯はビジネス客中心の利用が多い路線である。しかし、観光客や若年層、ファミリー層の利用が少ない路線でもある。

現状利用されているビジネス客の定着とともに、観光客(個人、グループ)の新たなニーズの開拓を目標とし、利用率の向上を図るために引き続きPR事業や利便性の向上事業を行った。

結果的には、28年11月末時点において昨年を7,000人以上上回る実績となっているが、これは、台風被害による地上交通の寸断の影響やJAL/J-AIRとの共同引受開始によるJAL便としての販売開始などの外的要因が大きく影響していると考えられる。

しかしながら、3年間を振り返ってみると、季節変動が平準化され、年間の利用率も底上げ傾向となっており、本事業の効果は少なからずあったものと考えられる。

実績

平成26年 利用率:59.1% 利用者数:52,949人
平成27年 利用率:61.5% 利用者数:53,849人
平成28年 利用率:69.9% 利用者数:68,151人

平成25~28年度 紋別=羽田便利用状況