航空

イレギュラー運航の発生状況(平成21年3月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

3月1日

ノースウエスト航空

ボーイング式747-400型

NWA20

成田国際空港

ミネアポリス

成田国際空港

離陸し脚上げ操作を実施したが、左胴体主脚が正常に格納されていないことを示す計器表示があったため航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

2.

3月7日

アシアナ航空

エアバス・インダストリー式A320型

AAR154

ソウル(仁川)

旭川空港

旭川空港

着陸し誘導路に進入する際、曲がれずそのまま滑走路上で停止した。その後牽引車によりプッシュバック後自走で駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

3.

3月8日

全日本空輸

ボーイング式767-300型

ANA583

東京国際空港

松山空港

東京国際空港

上昇中、油圧系統の作動油量が低下したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

4.

3月8日

日本航空インターナショナル

ボーイング式767-300型

JAL620

上海(浦東)

関西国際空港

上海(浦東)

上昇中、第2エンジンの防氷系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため引き返した。

 

5.

3月9日

キャセイパシフィック航空

エアバス式A330-300型

CPA510

台北

福岡空港

福岡空港

飛行中、油圧系統に不具合が発生したことを示す計器表示があったため、着陸した際、滑走路上で停止した。その後牽引車により駐機場へ移動するまでの間、滑走路が閉鎖された。

 

6.

3月13日

東邦航空

アエロスパシアル式AS365N2型

11便

八丈島空港

青ヶ島場外離着陸場

八丈島空港

飛行中、燃料油量計の表示に不具合が発生したため引き返した。

 

7.

3月16日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3462

宮崎空港

広島西飛行場

鹿児島空港

上昇中、第1エンジンの抽気系統に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため目的地を変更した。

 

8.

3月20日

日本トランスオーシャン航空

ボーイング式737-400型

JTA211

那覇空港

久米島空港

那覇空港

離陸直後、高揚力装置(フラップ)に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

9.

3月20日

アメリカン航空

ボーイング式777-200型

AAL176

成田国際空港

ダラス

成田国際空港

飛行中、客室内の水供給装置に不具合が発生したため航空交通管制上の優先権を要請のうえ引き返した。

 

10.

3月21日

全日本空輸

ボーイング式747-400D型

ANA671

東京国際空港

広島空港

広島空港

着陸した際、左主翼の高揚力装置(フラップ)のカウリングが滑走路上に脱落した。当該カウリングの回収作業を実施する間、滑走路が閉鎖された。

 

11.

3月21日

ユナイテッド航空

ボーイング式747-400型

UAL891

成田国際空港

バンコク

成田国際空港

飛行中、気象レーダーに不具合が発生したため引き返した。

 

12.

3月22日

フェデラルエクスプレス

ダグラス式MD-11型

FDX19

アンカレッジ

関西国際空港

成田国際空港

上昇中、方向舵のトリムに不具合が発生したため目的地を変更した。

 

13.

3月30日

北海道エアシステム

サーブ式SAAB340B型

NTH2783

函館空港

釧路空港

新千歳空港

離陸直後、機長席側の昇降計に不具合が発生したため目的地を変更した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



ページの先頭に戻る