航空

イレギュラー運航の発生状況(平成23年5月)

(航空運送事業の用に供される航空機(5.7トンを超える飛行機又は路線を定めて旅客の輸送を行うもの)
No.
発生日 運航者 航空機型式 便名 出発地 目的地 着陸地 概要 備考

1.

5月2日

日本エアコミューター

ボンバルディア式DHC-8-402型

JAC3791

鹿児島空港

徳之島空港

鹿児島空港

離陸直後、失速警報装置の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

2.

5月3日

日本トランスオーシャン航空

ボーイング式737-400型

JAL3098

那覇空港

成田国際空港

那覇空港

離陸直後、主警報表示装置が点灯したため引き返した。

 

3.

5月4日

デルタ航空

ボーイング式757-200型

DAL294

関西国際空港

グアム

成田国際空港

飛行中、第1エンジン側の発電機に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を成田国際空港に変更した。

 

4.

5月6日

デルタ航空

ボーイング式747-400型

DAL276

台北

成田国際空港

成田国際空港

進入中、油圧系統の不具合を示す計器表示があったため進入復行し、航空交通管制上の優先権を要請のうえ着陸し、滑走路上で停止した。

当該機は牽引車により駐機場まで移動した。

5.

5月9日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-402型

ANA1680

福岡空港

大阪国際空港

松山空港

上昇中、第2エンジンの滑油温度が制限値を一時的に超過したため目的地を松山空港に変更した。

 

6.

5月9日

デルタ航空

ボーイング式747-400型

DAL275

成田国際空港

台北

成田国際空港

上昇中、電子機器室扉が閉じられていないことを示す計器表示があったため引き返した。

 

7.

5月15日

琉球エアーコミューター

ボンバルディア式DHC-8-314型

RAC889

那覇空港

与那国空港

那覇空港

飛行中、失速警報装置に不具合が発生したことを示すライトが点灯したため引き返した。

 

8.

5月17日

デルタ航空

ボーイング式767-300型

DAL128

北京

シアトル

成田国際空港

飛行中、エア・グランド・センサー(航空機が空中にあるか地上にあるかを検知するセンサー)に不具合が発生したことを示す計器表示があったため目的地を成田国際空港に変更した。

 

9.

5月20日

オリエンタルエアブリッジ

ボンバルディア式DHC-8-201型

ORC61

長崎空港

対馬空港

長崎空港

飛行中、第2エンジンの発電機の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

10.

5月23日

新中央航空

ドルニエ式Dornier228-212型

CUK103

調布飛行場

大島空港

調布飛行場

離陸し脚上げ操作を実施したが、全ての脚が正常に格納されていないことを示すライトが点灯したままであったため引き返した。

 

11.

5月23日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC3558

出雲空港

福岡空港

出雲空港

上昇中、第1エンジンの発電機及び防氷系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

12.

5月24日

ジェイエア

ボンバルディア式CL-600-2B19型

JAL1384

南紀白浜空港

東京国際空港

東京国際空港

飛行中、油圧系統の不具合を示す計器表示があったことから、着陸した際、滑走路上に停止した。その後、牽引車により駐機場へ移動したが、漏れた作動油が滑走路上に確認されたため、清掃作業完了までの間、滑走路が閉鎖された。

 

13.

5月29日

ANAウイングス

ボンバルディア式DHC-8-314型

ANA1603

大阪国際空港

高知空港

大阪国際空港

上昇中、与圧系統の不具合を示す計器表示があったため引き返した。

 

14.

5月29日

日本エアコミューター

サーブ式SAAB340B型

JAC2347

大阪国際空港

出雲空港

大阪国際空港

上昇中、第2エンジンの防氷系統の不具合を示すライトが点灯したため引き返した。

 

(注)

鳥衝突、被雷等によるものは含まない。
外国航空会社のものは、初期報に基づくもの。



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