ホーム >> 政策・仕事 >> 国土計画 >> 国会等の移転ホームページ >> 今までの取組 >> 国会等移転審議会 >> 国会等移転審議会答申参考資料 >> 第1編 - 3章 重みづけ手法による総合評価(その13)

国会等の移転ホームページ

第1編 - 3章 重みづけ手法による総合評価

5.重みづけの方法

重みづけとは、各評価項目の重要度を定量評価(点数化)することであり、本作業においては、社会心理学等の学術的にも確立された手法である「一対比較法」や評価項目に直接点数を与えていく「直接評価法」の両者を用いて得られた重みの値のうち、評価者の実感と一致する方の値を基本的に採用することとした。
なお、今回は3回の重みづけ作業を実施しており、多様な解釈は最終的な重みである第3回重みづけ作業の結果を用いる。
さらに、評価項目に関する重要度調査を実施したことから、その数値を重みとみなして計算する。

(1)直接評価法による重みづけ作業

審議会委員が全ての評価項目に重要度に応じて点数を付けた後、それぞれの点数を合計値で割り戻し、100を掛ける。

【作業例】

評価項目A 8点、評価項目B 1点、評価項目C 3点、合計12点 → 評価項目A 8/12×100=67、評価項目B 1/12×100=8、評価項目C 3/12×100=25 合計 100 → 左記の計算結果(重み)を確認

(2)一対比較法による重みづけ作業

審議会各委員に対して、評価項目の中から2項目ずつ取り出して「どちらの項目をどのくらい重要視するか」と質問する一対比較アンケートを全ての組み合わせについて行い、その結果から各評価項目の重みを算出する。

【一対比較アンケートの例】
首都機能移転先候補地の条件を評価する項目として、「○○の安全性」と「△△の容易性」のどちらがどの程度、より重要であると考えるのか、その対応するところに○(丸印)をつけて下さい。

記入例の図

(3)評価項目に関する重要度調査

各評価項目の重要度に応じて、下記を参考に、1〜5点を付ける。

  • 5点:非常に重要である
  • 4点:重要である
  • 3点:考慮すべきである
  • 2点:あまり重要ではない
  • 1点:問題にしなくてもよい

前ページ本文に戻る

ページの先頭へ