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第1編 - 4章 多面的、多角的な検討

各地域の主な特徴と課題(中央地域)
  岐阜・愛知地域(東海地域) 静岡・愛知(東海地域) 三重地域、畿央地域 (三重・畿央地域)
分野別の特性 ・土地の確保については、総じて他地域に比べ問題は少ないものの、環境面の配慮が求められる。
・また、東京とのアクセス等が名古屋乗り換えとなることについて改善の検討が望まれる。
・土地の確保が大きな課題となる。また、既存の水利権の調整が必要となる。
・良好な景観や自然環境との調和を図りつつ分散的な配置が必要とされることから首都機能全体の効率的運営についての十分な検討が望まれる。
・また、東海地震に対する防災対策と中部国際空港への当面のアクセスの確保について検討が必要である。
・土地の確保については、地権者との調整が課題となる。また、環境面や活断層への配慮が求められる。
・東京や全国へのアクセス等が在来線を介して乗り換えとなることが課題となる。・畿央地域については既存の水利権の調整が必要となる。
まとめ ・複数の国土軸が重なる全国の中央部にあり、国土幹線交通網を経由した全国からのアクセスに優れる。また、火山災害や水害、土砂災害に対する安全性も高く、加えて国公有地が相対的に多い地域である。
・一方、植生回復力等が弱く、自然環境との共生の点での対応が求められるとともに、東京とのアクセスの改善が必要であり、大規模地震発生時には一部に大きな震度が予想され、また、顕著な活断層が比較的多く存在する。
・交通の要衝に位置することから全国からのアクセスに優れ、また外国とのアクセスも良好である等交通利便性に優れた地域である。加えて北側に広がる丘陵を生かした品格のある景観を有する。
・一方、プレートの沈み込み帯に近いことから、大規模地震発生時には、広範囲に大きな震度が発生することが予想される。また、土地利用が進んだ地域であり、土地の取得の面で課題がある。
・関西圏、中京圏、日本海側、西日本地域等との連携が可能な位置にあり、火山災害に対しても優れ、中部国際空港と関西国際空港という二つの国際空港を利用できる地域である。また、東京から自立し、東京の過密を緩和する効果が期待される地域である。
・一方、東京とはやや時間的距離があり、大規模地震発生時には一部に大きな震度が予想され、また、顕著な活断層が比較的多く存在する。自然環境との共生等についても対応が必要である。

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