第1編 - 4章 多面的、多角的な検討
3.広域的な連携
新都市は、その初期段階から本格的な国際政治都市としての機能を十全に担い得る新しい政治行政都市であることが求められ、移転により、国際政治機能を始めとする首都機能の運営に一時たりとも支障が生じることは許されない。
こうした点を考えれば、新都市が単独で求められる全ての機能を担っていくことを容易でなく、東京あるいは、仙台、名古屋、大阪、京都等の大都市や調査対象地域の各地域内の他の地域がそれぞれの地域の特徴に応じ、必要な連携や支援又は機能分担を行っていくことが求められる。以下にこのようなイメージを整理する。
前ページ|次ページ
ページの先頭へ