I. 検討の目的・方針

(1)調査趣旨

首都機能移転が文化的側面で与える影響等について、全国各地域における実感を把握することを目的として2段階にわたって実施した。
第1段階における調査では、首都機能移転先を「東」と「西」という大きな区分でみた特性の違いを把握するため、「北東地域」、「中央地域」の2地域とした場合で実施した。
第2段階における調査では、中央地域内における特性の違いをさらに把握するため、さらに、中央地域を2つに分け、首都機能移転先を「北東地域」、「東海地域」、「三重・畿央地域」の3地域とした場合で実施した。

(2)実施方法

• アンケート調査対象者：大学、経済界（日本青年会議所）、地方自治体（調査対象地域、東京都を除く）
• 実施方法：郵送発送・回収
• 実施時期：平成10年9月〜10月（第1段階）、平成11年3月（第2段階）
• 回収数：
  • 第1段階348
    （大学111、経済界（日本青年会議所）132、地方自治体（調査対象地域、東京都を除く）84、不明21）
  • 第2段階127
    （大学48、経済界（日本青年会議所）40、地方自治体（調査対象地域、東京都を除く）39）

(3)調査項目

• 将来の日本の文化的方向
• 政治・行政の方向
• ワークスタイル・ライフスタイル
• 新都市のイメージ等

(注)調査結果における留意点
下表は、本調査における回答件数を地域別にみたものである。第1段階調査、第2段階調査とも、都道府県数が多いこと等により、東京以西の回答数が多くなっている。

前ページ｜次ページ

ページの先頭へ