ごみを減らして資源を無駄なく活用するための技術を紹介します。
不要となった製品を回収し、再利用可能なものについては再度流通し、廃棄処分するものについては適宜分解し処理します。紙、ガラス瓶、空き缶などについては既に定着しつつあり、自動車、自転車などの使用部品についても有効な再利用が進められています。
缶・びん・紙のリサイクル(東京都千代田区)
プラスチックのリサイクルは、そのままあるいは分解して再生利用するマテリアルリサイクルと、燃焼してエネルギーを取り出すあるいは分解して燃料化するサーマルリサイクルがあります。
「プラスチックリサイクルのながれの一例」
ごみを焼却する際の熱エネルギーを電気エネルギーに変換するものです。
これについては、ゴミを燃焼する燃焼室と熱を得る熱回収室を分離したり天然ガスによるエネルギーと組み合わせるなどで安定した熱のエネルギーを確保する手法が進められているほか、ごみを固形燃料化してこれを発電に用いる手法などが検討されている。
「地域リサイクルセンター」(東京都・目黒区)
ごみを捨てない 〜リサイクル技術
問い合わせ先
国土交通省 国土計画局 首都機能移転企画課
Tel:03-5253-8366 Fax:03-5253-1573 E-mail:itenka@mlit.go.jp