ホーム >> 政策・仕事 >> 国土計画 >> 国会等の移転ホームページ >> 各種情報提供サービス >> 環境とエネルギーに配慮した新都市づくりのためのホームページ >> ライフスタイル・ストーリー >> オフィス

国会等の移転ホームページ

ライフスタイル・ストーリー(オフィス)

環境配慮型ハイテクオフィスで、働くことの喜びを感じられる働き方を

国会議事堂の外観は「開かれた政治・行政」にふさわしい、親しみやすい開放的な建物です。そして内部は様々な危機管理に備えた設備が整備され、それらの全てに環境配慮型の素材(注1)が使用されています。またエネルギーも屋上に設置されたソーラーパネルによる発電(注2)と燃料電池(注3)を組み合わせた自家発電で、地下には雨水貯水槽が設置(注4)され、飲み水は上水、それ以外は中水を組み合わせるなど、循環使用を原則とした、自立・循環型建物です。

循子さんは、国会議事堂に隣接する国際環境交流センター(注5)で働いています。

センターには、毎日多くの外国人が出入りします。そのため森と水の国日本にふさわしく、木材をふんだんに使い、天災にも強い伝統的工法(注6)を駆使した重厚な建物です。
内部は、国会議事堂同様に環境配慮型ハイテクシステムになっています。

ここは循子さんの働くオフィス。そこへ同僚のカナダ人、スーザンが午後から出勤してきました。

スーザン「今日は午前中交代してくれてありがとう。病院の予約が午前中しか取れなかったから、助かりました〜。」
循子「どういたしまして。ちょうどよかったのよ。私は週3日の勤務だし、週3.5日勤務のあなたとコンビが組めて。いろんなパターンで休みが交替で取れるでしょ。」
スーザン「そうねえ、この調子だと臨月まで働けそうだわ。こういうシステムがあれば妊婦も十分働けるわね。」
循子「ところで、産んだあとはどうするの?」
スーザン「当面は少しペースを落として週2.5日の働き方でやるつもり。ハズバンドにも育児休暇を取ってもらって、週4日の勤務にしてもらうの。1年間はそうして、あとは、地域の保育所に預けるわ。そうすれば仕事も続けられるし、子供との時間も大切にできるし。それに大好きな市民農園(注7)もできるし。」

そこへ、同僚の持田君がやってきました。

持田「そうか〜、育児休暇もそうやってとればいいんだな。働き方も多様になってきたねえ。収入はどうなんだろう?」
循子「うちは夫婦二人で1.5人分の働き方ってところかしら。収入は少し減ったけど、その分家族との時間も持てるし、地域活動もできるし、充実してるわ」
持田「そうだなあ…。うちみたいに男が外でフルに働いて、女が家事なんていう家庭は歴史遺産かなぁ。」
スーザン「いろんな価値の人がいて、働き方も、家族のあり方も色々あっていいのではないですか。持田さんも立派ですよ。」
持田「やさしいね、スーザンは。そうだよな、多様性を認めることこそ、国際平和の原点だ! オレも平和の使者だっ! なんてね。」


本調査およびサイトについて ビデオ ライフスタイルストーリー みんなの環境観 まちづくり事例集 国会等の移転について

ページの先頭へ

Get ADOBE READER

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。