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国会等の移転ホームページ

ニューズレター「新時代」 第23号(平成13年9月)

国会の動き

衆議院

8月7日の衆議院国会等の移転に関する特別委員会において、永井英慈(ながい・えいじ)委員長が再任されました。

参議院

8月7日の参議院国会等の移転に関する特別委員会において、輿石東(こしいし・あずま)委員長が新たに選任されました。

子供向け広報に取り組んでいます

「子ども霞ヶ関見学デー」が開催されました

8月22〜23日、「子ども霞が関見学デー」が開催されました。国土交通省の首都機能移転のコーナーにおいても、6歳から13歳までの子供40名ほどが参加し、パソコンを使って首都機能移転について説明を受けるとともに、「首都機能都市体験CD-ROM」を使ってバーチャルの首都機能都市を体験していただきました。首都機能都市の中を探索したり、クイズを楽しんだり、親子でパソコンに向かいながら会話が弾んだりと、活気あふれる2日間になりました。

   

   

インターネット上で森の昆虫が首都機能移転のお話をします

首都機能移転ホームページでは、可愛らしい森の昆虫が首都機能移転のお話をする「子供向け首都機能移転のおはなし」を観ることができます。是非、ホームページをご覧下さい。
ホームページアドレス http://www.mlit.go.jp/kokudokeikaku/iten/information/index.html

子供向けのパンフレット「首都機能移転のおはなし」を配布しています

国土交通省では、首都機能移転について勉強されている小中学生向けのパンフレット「首都機能移転のおはなし」を配布しています。パンフレットをご希望の方は、国土交通省までご連絡下さい。

各地域の新都市の構想を順に紹介しています。今回は岐阜・愛知地域です。

新しい日本の首都構想(中間報告)
投稿:岐阜愛知新首都推進協議会

1はじめに

岐阜県、愛知県の両県内の各種団体により構成される岐阜愛知新首都推進協議会は、今年4月に「新しい日本の首都構想」(中間報告)を発表しました。その内容についてご紹介します。
注)この構想では、「首都機能の移転先となる新都市」を分かりやすく「新首都」と表現しています。

2「岐阜・愛知地域」の魅力

地理的、人口分布的に、日本の真ん中に位置するこの地域は、国土づくりの方向を示す4つの国土軸の交わる位置でもあり、我が国の文化、交通、情報ネットワークの結節点となっています。また、交通網も発達しており、国内外の人々が集まりやすい位置にあります。
さらに、様々な都市があり都市機能が充実しているとともに、自然と日常的に触れ合うことができます。既に開発された活用可能な土地や国公有地も多く都市づくりに欠かせない要素が既に多くそろっています。

日本海国土軸、北東国土軸、西日本国土軸、太平洋新国土軸の4つの国土軸と、岐阜・愛知地域の位置を示した図

3「ネットワーク&コンパクト」の新首都づくり

新首都には、新しい日本を創造していくための効果的な政策を、迅速かつ効率的に企画立案し、実行していくことができる環境が、最重要の機能として期待されます。また、人間らしい国政を実現できるよう豊かなライフスタイルを実現する都市であることが必要です。
新首都に求められる条件と、「岐阜・愛知地域」の魅力をふまえて、本協議会では、新首都づくりのキーワードを「ネットワーク」と「コンパクト」と導き出しました。
「ネットワーク」とは、世界や全国各地のネットワークはもちろん、地域の既存機能との連携や、様々な人々・主体が連携し国政を支えることなどソフトとハード両面でのネットワークを指します。
「コンパクト」とは、小さな政府の実現や、地域の既存機能を活用した移転規模や環境負荷の抑制を表し、本協議会では、移転人口を20万人と試算しました。

ネットワーク&コンパクトによる新首都づくり。[ネットワーク]世界とのネットワーク、全国各地とのネットワーク、地域の既存機能とのネットワーク、国政機能相互間のネットワーク、多様な主体間のネットワーク、新首都を支える高度な交通・情報ネットワーク。[コンパクト]小さな政府の実現、移転規模の抑制、移転コストの縮減、環境負荷の極小化。

新首都の都市像。安全、便利、快適な移動を実現します。豊かなライフスタイイルを実現します。環境負荷を小さくします。新しい文化を創造します。最先端の情報技術を活用します。

4 2ゾーンによる都市構成


北ゾーン

「岐阜・愛知地域」には、首都機能を受け入れるための十分な用地があり、様々な都市構造パターンを想定することが可能ですが、構想では、新首都を、東海環状自動車道や新首都連絡道路で緊密に結ばれる2つのゾーン、北ゾーン(岐阜東濃地域)と南ゾーン(西三河北部地域)で構成することとしました。これは、環境への配慮や、移転規模・コストを最小限に抑えるとともに、首都機能や様々な都市機能を多くの都市で受け止めるためです。

新首都エリアの図(北ゾーン)
新首都エリアの図(南ゾーン)


南ゾーン

既に開発された活用可能な土地や広大な国公有地が分布し、リニア中央新幹線の開通が見込まれる北ゾーンには、立法機能や行政機能を、世界的な産業技術のもと活発な民間活動が展開される南ゾーンには、民間支援型の行政機能と司法機能を配置します。

5皆さんのご意見を募集中

構想の内容については、本協議会のHPでプレゼンテーション形式でご紹介しておりますので、是非、ご覧ください。
今後も、皆さまからのご意見をいただきながら、構想を充実していきますので、忌憚のないご意見をお寄せください。
http://www.gifuaichi.gr.jp/

事務局: 岐阜県地域計画局首都機能移転対策室
Tel 058-272-1111(内線2330、2331)
愛知県企画振興部企画課首都機能移転対策室
Tel 052-961-2111(内線2291,2292)

トピックス

最近の首都機能移転に関する各地域の主な動き

8月21日、うつくしま未来博会場において、高校生や大学生が21世紀の日本の将来を首都機能移転を題材として討論する「首都機能移転学生ディベート選手権」決勝戦が開催されました。熱い討論の結果、高校生の部においては、磐城高等学校が優勝し、大学生の部においては、早稲田大学が優勝しました。

ディベートの開催風景1ディベートの開催風景2

  • 8月 栃木県国会等移転促進県民会議が国会等移転「那須地域」親子見学会を開催
  • 8月 愛知県が岐阜愛知地域を見学する親子体験教室を開催
  • 8月 岐阜県が岐阜東濃地域を見学する子供東濃体験バスツアーを開催
首都機能移転に関する講師を派遣しています

首都機能移転に関するいろいろな話をお聞きになりたい方、研究会活動の一環として勉強したい方等がいらっしゃいましたら、皆様からのご依頼を受けて国土交通省職員がお伺いし、説明をさせていただきます。申し込みの方法等は下記の通りとなっております。お気軽にご依頼下さい。

  1. 利用方法
    「講師派遣申込書」として、必要事項(希望する講演内容、希望日時、講演場所、聴講対象者、依頼者の連絡先の団体名及び連絡者名・住所・電話番号)を記入し、問い合わせ先までファックス又はEメールにて送付してください。国土交通省職員が連絡を取り、日時について調整を行います。(内部の手続きのため、申し込みから講演の実施まで1ヶ月程度を要します。)
  2. 経費について
    謝金は頂いておりません。往復の交通費は、場合によって負担していただくことがあります。
  3. 派遣先について
    派遣先は、教育関係機関、市民団体、公益法人、地方公共団体等を基本としています。ただし、聴講者から入場料、講演料を徴収する等の場合は派遣できません。

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